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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第5章 スタープラチナム
 しかし、それでもリョウタは 
 
 「華、もう少し。もう少しだけ我慢して、二人で同じ学校に合格したら、エッチしような。」

 そう言って、その日それ以上の発展を求めなかった。

 受験を乗り切るまで、我慢しようというあたりがリョウタらしい。
 そういう真面目さ、というか手堅さが、彼には常にあるのだ。

 バレンタインデー。

 受験も追い込みだったけれど、私は手作りのチョコレートを渡した。
 嬉しそうな笑顔でそれを受け取ってくれて、彼の部屋で最後の追い込みの勉強をしながら二人で食べた。

 そして合格発表。

 お互い、男子のグループ、女子のグループに分かれて発表を見に行った。

 最初にリョウタの番号が目に入って、それから自分の番号もあることを確認した。

 少し離れたところから、彼のほうに視線をやると、リョウタはニコリとしてこちらに向かって親指を立てる。

 私も、自然とこぼれ出る満面の笑みで応えた。
 
 
 その晩は、私たちはお互い自分の家族と合格を祝い、週末が二人だけのお祝いの日となった。
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