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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第5章 スタープラチナム
 それから1時間もそうしていただろうか。

 「湯冷めしちゃうな。」

 彼のその言葉を最後に会話がとぎれ、沈黙が流れる。

 会話を続けようとしても、もう声が出ない。
 それはリョウタも同じだったのかもしれない。

 流れが変わったことを意識して、恐る恐る彼のほうに視線をやる。
 彼もこちらに顔を向けたのがわかった。

 そして、私の肩をそっとつかみ、体を寄せてくる。
 ごく自然に唇が重なり、そのまま私は緩やかにベッドに押し倒された。

 私を導くリョウタの手が、少し震えているのがわかる。私も震えながら身を固くして、もう後は彼に全てを任せる覚悟を決めたのだった。

 ベッドの上で、私のバスタオルをほどくとリョウタは私の肩から指先までをなでるように、手のひらを滑らせた。

 「…っぅんっ」

 自分でも驚くぐらい自然にそんな声が出てしまう。

 もう一度、リョウタが私にキスをすると、初めて二人の胸が直接触れ合った。

 彼の温度と、重みを感じた。
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