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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第5章 スタープラチナム
[8月20日] 風景:リョウタの部屋
ひさしぶりに訪れたその部屋には、娘が画像で見たのと同じように縛られた妹が転がされていた。
少し騒ぎになったのか、口にはタオルでさるぐつわが追加されている。
その様子を現実のものとして目の当たりにすると、さすがに娘も血の気が引いた。
「…リョウタ…これ…どういうことなの…」
「…ふん…自分の胸に聞いてみなよ…なんてセリフ、本当に口にする場面があるとは思わなかったな。」
ほぼ、間違いなく、自分と父親のことを知ってしまったのだなあと娘は思う。
しかし、それと妹がこのようなことになっていることが、いまだ娘の頭の中では結びつかなかった。
「ゆ、ゆずは関係ないじゃない…」
「さあ。そうだけど、こうでもしないと無視しつづけたんじゃあないのか?」
それはそのとおりだった。
反論もできず、娘はそのまま立ち尽くす。
「これつけて、脱げよ」
そういって、リョウタはアイマスクを娘のほうに放った。