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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第10章 インストーラ
 フォルダを開いてみると、その中にはさらに3つのフォルダが作られている。
 
 pic、mov、memo

 最初に開いた、pic、の中には数100枚にも及ぶ大量の画像ファイルが保存されていた。

 「あっ…やだw」

 その中の一番上のファイルを開いたとき、私は思わず声をあげてしまう。
 そこには、若いころのお母さんが居た。要するに、TUMA=妻、だったみたい。

 昔の写真をスキャナかなんかで取り込んだみたいで、右下にオレンジ色の文字で日付が入っている。もう、20年も前の写真だ。

 「ふふふ。お母さん、可愛い…」

 計算してみるとちょうど今の私と同じくらいの頃。
 そりゃあ可愛いはずだ。
 しかし、お母さんは確かハタチで私を産んだはず。それよりもずいぶん前から二人はつきあっていたことになる。

 「お父さんもこんな可愛いお母さんになら惚れちゃうわよね。しっかし昔からロリコンだなあw…でもおっぱいは今の私より大分大きいな。」

 そんなことを思いながら、カチカチとファイルを手繰っていく。公園、街中、さまざまなところで写された、明るい笑顔のお母さんのスナップ写真が続く。時折、若い二人が一緒に写っているデート風景なんかも、その中には含まれていた。

 その幸せそうな風景に、私はなんとも微笑ましい気分になってファイルを手繰りつづけた。

 しかし、1枚の公園のスナップが表示されたところで私の手は止まる。
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