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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第16章 父と娘のPart2


[9月22日] 父の告白日記


 「う、ちょ、ちょっとまて…なに突然そんなこと…」
 「…」

 太いよね、なんて言われ思わず茶を吹いてしまった私は、台拭きで濡れたテーブルを拭いながら、落ち着かぬ心持ちのまま次の柚子の反応を待った。

 「お姉ちゃんも、よくあんな太くて汚いの、入っちゃうな。ちょっと凄いって思うわ。」
 「汚いとか言うなよ…」

 その私の抗議には返事をせず、柚子はドサッと勢いよく私の右横に腰を下ろした。

 ショートパンツから除く足の付け根あたりに、日焼け跡の境目がちらちらと覗いているのが目に入ってくる。

 「…まあ…汚いよ。中に出しちゃってるし。」
 「あ。いや。まあそう言われると、な。」

 「…あ、あたしんときはちゃんと着けないとやだよ…」

 「!?……えっ!?」

 柚子は消えたままのテレビに視線を固定したまま、またしばらく沈黙した。

 「着ける、って、おまえ…」
 「た、例えばの話よ。例えば…。だって、あんな無茶ばっかしてたらお姉ちゃんだって妊娠しちゃうよ。」
 「うっ…そう、そうなんだよな。」
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