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第16章 父と娘のPart2

　快感に悶え始めた柚子が、壁との間でガタンガタンと音を立てる。

　父は一旦大きく腰を引くと、ペニスの先をクリトリスに押し付けた。恥骨の部分にかかる体重を勃起したペニスで支える形である。

　「ぅあぁあーっ」

　柚子はまわした手を引き寄せ、父の胸に自らの頭を押し付けた。　
　
　「そっ、そこ…」
　「気持ちいいのか？」

　柚子は黙ったまま、コクリと頷いた。それから顔を少し上げると上目使いに恐る恐るといったように父の意志を確認する。

　「あ…い、挿れるの？挿れようとしてるのパパ？」
　「挿れても、いいのか？」

　「嫌だよ…でも嫌だって言っても…挿れちゃうんでしょ…」

　父の問いにそう答えたあと、柚子は眉をしかめ口をへの字にして見せた。

　もはや、父に以前の時のような躊躇はなかった。
　その柚子の反応を回りくどいYesと解釈し、父はペニスの先をずらし狙いを定める。

　そして最後に2、3度腰を左右に振って柚子の入り口をしっかりと開かせると、そのまま腰を持ち上げるようにペニスを進めた。

　「！！！！…ぁっ！やあっ、あっ！？なにっ！？あっ、い、痛っ…いぃいいっ」