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§ 龍王の巫女姫 §
第10章 春節の夜

「…来い、水鈴」

「……!」

それ以上は何も言わない。炎嗣は水鈴を連れてさっさとそこを立ち去った。






「あの子…お腹をすかせていたのかしら」


「知らんな」


「…でも餃子をあげたでしょう?」


「捨てただけだ」



金柑の木が戸の前に置かれた家を通りすぎ、扇子屋に立ち寄った炎嗣に水鈴が問いかける。


けれど炎嗣にとってはもう終わった事にすぎないようで、そっけなくしか返してくれない。


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