この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
§ 龍王の巫女姫 §
第14章 湯に溶ける甘い蜜

「よくやるな…その紅葉のような小さな手で」

「手の大きさなんて関係ないもの。こういうのは心を込めるのが何より大事だと村長が……、

──…あ…、これは何かしら…」


彼の着る薄衣は濡れて透けており、衣の下の肌色が見える。

ところが、ちょうど左の肩甲骨の辺りに…

「……痣、ですか?」

水鈴は気になるものを見つけた。



「何処でこのような怪我を?…もしかして馬の蹄で踏まれたときに…っ」


炎嗣の白い衣に、赤黒い痣が透けていたのだ。


そんな所に怪我を負っているとも知らず、不用意に触っていたかもしれない。


「ごめんなさい、気が付かなくて…。痛みは?あるのでしょうか」

「…そうか…見せたことはなかったかもな」

「え…?」


炎嗣は自ら片腕を衣から引き抜き、心配する彼女の前にその左肩をさらした。


/567ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ