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馬鹿と天才と紙一重
第2章 天才の策略

「いっいたぁい!!」
指が挿入った瞬間痛みが走る。慌てて抜かれた修哉の指に恐怖を覚え、やっぱり勉強を教えてもらったらすぐ帰るべきだった…と思ってしまう。
「ごめっ!本当に処女なんだな…」
その言葉を聞いた瞬間に、私の中の何かがプツンと音を立てた
「そ…やって、自分は初めてじゃないからって…
他の女の子と比べないでよぉ!!!」
指を入れられた痛みと修哉の言葉のせいで涙は溢れ出す。
私の上に跨り見下ろしたまま耳にまで伝う涙を修哉がそっと撫でた。
「ごめん…藍…。
藍があまりにも僕の愛撫で感じてるのが嬉しくて早まってしまった。
それに…俺は童貞だよ」
う、うそ?修哉…童貞なの?
「今日はもうやめようか、でも藍にはイって欲しいから、少しだけ我慢してくれる?」
そういえば、これをし忘れてたよ。と言い出した修哉はもう一度私の膝を割り、そのまま頭を進ませた。
「えっ!?ちょ、しゅ、やぁ、汚いよ…?
ふあぁっ…」
今さっき教えてくれたクリトリスをペロリと舐められゾクと背筋に甘い悪寒がした。
「気持ち良いなら声だして構わないから、頭白くなったらそのまま全部預けてね」
最後にそう言って筋を舐め、クリトリスをしゃぶり、不規則に、ぐちゃぐちゃに、私を何処かへ連れていく。
「あっ、あっ、あぁ…も…ぉ!もぉ!らめっ…
ぁあんっ!!!」
真っ白な世界に引っ張られ、つま先までもピンっと張ったまま痙攣する自分の身体。
「きもち、よか、ったぁ…」
心地よい気怠さと、何か物足りない気分。
だけど今は、この睡魔が強引に連れて行く。
「藍…やっと、触れた…………」

