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馬鹿と天才と紙一重
第6章 天才と繋がる馬鹿

「藍はエッチする度に感度あがってるね」
クイ、と手の甲で唇を吹いたその仕草は絶頂を迎えてドキドキしてる私にとって目の毒だ。
「お願い…修哉っいれ、いれてぇ…っ」
ぼろぼろ涙が溢れてとまらない、修哉への気持ちみたいに。
腕を伸ばして修哉にしがみつく私の後頭部を優しく撫でている。
「じゃあ俺の気持ち、全身で藍にあげるから全身で受け取って」
ちゅ
キスを一つ落とされた瞬間。
ずぷ……ぬぷぷ…
ゆっくり、拡げるように挿入ってくる。
「ふ…………あ、あぁ」
ぐぐ…ぐっ……
「藍、…………ら、ん」
「きゃ、くぅん………んはっ」
奥まで、修哉、が……………
「ああぁぁっっ!!!」
ズブッと一気に突かれたと同時にまたイっちゃった。
「きもち…ぃ?」
ビクビク震えている身体で私が尋ねたら苦しそうに嬉しそうに眉間にシワを寄せた修哉、
「さいっこーに気持ちいいよ」
動くね、と耳元で囁かれピクンと反応してしまう。
「は、あ、あっ、あ、あっ、ぅんっ!」
同じ速度で抜き差しを繰り返し、お腹の中に拡がる異物感は快感へと姿を変えた。
「きゃ、ふぅん!」
クリクリ、胸の突起に指をはわせ先端を擦るように刺激され、頬にキスを落とされる。
愛されてるってことがわかるセックスみたい。
みたいっていうか、愛されてるってわかる。
心も身体も何もかも繋がって、気持ち良くて、ふわふわして。
「やぁあ!イっちゃ、うょ………ひぁぁあ」
ぱちゅんぱちゅんっ、ぱんぱんっ、ぐちゅ、くちゃ、はぁ、あっ。
耳から色んなエッチな音や声が聞こえる、何をされても気持ち良い。
「俺もイ、く……………くっ!」
ぴゅ、ナカではじける感覚、
気怠いけど、気持ちは幸せ、ダルさが幸せ。
修哉……………大好き……………

