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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第8章 神の道しるべ


覆い被さるルイスの影がアルの視界を暗くする


そして至近距離でアルを見つめ、ルイスは囁く。


「そんなに知りたいなら教えてやるよ‥

どうせ、イッたのもあの時が初めてだろ‥姫…」


「…っ…な、何言って‥っ//」


机に倒され両手首を押さえられたアルは、近づくルイスの魅惑的な微笑みに戸惑いながら熱い頬を横に背けた


「クス、‥この分じゃお得意の右ストレートも役に立たないな…
ん?どうする?
知ってて損はないぞ‥大人の喜びってやつは‥‥」


「や‥‥‥//」

クスっと耳元で笑い艶のある低音の声を脳髄に響かせる


「やめて‥///」


側で吹きかかる熱い吐息にアルは弱々しく抵抗の言葉を繰り返した

涙目で真っ赤な顔を背けるアルを、ルイスは見つめながら押さえ込んだ手の力を緩め急に吹き出した


「ぷっ‥‥


冗談だよ!ホント、お前はからかい甲斐があるな」


「…っ…な、‥こんな非常時によくそんな冗談っ!?」

ルイスは笑いながらアルを机から下ろす
そして抗議するアルに肩をすくめながら言った。

「悪かったよ、そんなに怒るな‥。
俺なりの気の紛らし方だ…」

「‥‥!‥」


そう言ったルイスにアルは開きかけた口をつぐんだ

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