この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第4章 屈辱と恥辱の6月
「どうやら高嶺先生は勘違いなさっているようですね。わたしは頼んでいるのではありませんよ?嫌だと言うなら出ていっていただいて結構です。その場合は貴女と菅野先生の愛の記録を学園長に提出しますが宜しいんですね?」
窓を背に立つ萩尾の手には、これ見よがしにUSBメモリが握られている。
「さようなら、高嶺先生お元気で。また菅野先生と同じ高校に勤められると良いですね、もしもお二人を受け入れてくれる学校があればの話ですが」
「も…申し訳…ありませんでした」
「ブツブツ言ってないで早く服を着たらどうです?わたしも暇じゃないんですよ」
窓を背に立つ萩尾の手には、これ見よがしにUSBメモリが握られている。
「さようなら、高嶺先生お元気で。また菅野先生と同じ高校に勤められると良いですね、もしもお二人を受け入れてくれる学校があればの話ですが」
「も…申し訳…ありませんでした」
「ブツブツ言ってないで早く服を着たらどうです?わたしも暇じゃないんですよ」