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高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第6章 微かな希望の夏休み
それに正直に言えば、麗華自身もカラダの芯が燻り続けていて、このままでは眠れそうにない。
「絶対に挿れないでくださいね、約束ですよ?」
「ああ、約束する!ありがとう、麗華さん、あんたは女神だ」
麗華は雷造に言われるまま窓枠に手をつき、尻を後ろに突き出した。
背後に雷造の気配を感じただけで女壷が蜜で溢れる。
ふいに雷造の手が伸びてきてカーテンを開けると、夜空にぽっかりと月が浮かんでいた。
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