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高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第6章 微かな希望の夏休み
「あんた…話し方が学校の先生みてぇだなぁ」

カワジは見かけによらず鋭いことを言い、麗華をドキッとさせる。

「あの…分かっていただけたなら出ていって欲しいんですけど」

会話の間もジーッと、腕で隠す胸や閉じた脚の付け根から視線を外さず鼻の穴を膨らませるカワジに、麗華は身の危険を感じていた。



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