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第5章 伍

瓊乱の舌が鎖骨に移動し
そのまま椿の山の頂にある薄桃色の乳首を口に含んだ。


「やだ、やめてっ！」


その口を一瞬にして塞がれ
あっという間に精気を持って行かれた。
途端に椿の身体に力が入らなくなる。
そうしてから瓊乱は面白そうに続きを始めた。


「や…め…」


口を動かすのさえ、声を発するのさえ億劫なほど
身体から力が抜けていた。
面白いように瓊乱の舌に身体中を舐められいたぶられる。
昨日知ったばかりの快楽にまだ慣れず
くすぐったさと恥ずかしさ
そしてムズムズするような快楽に
椿はただ身を硬くするしかない。


そうこうしているうちに
瓊乱の指が椿の大切なところに触れた。


「なんだよ、こんなに垂らして。
昨日の今日でこれか？
とんだ淫乱だな」


その姿を見た女子が卒倒すること間違いなしの
とてつもない妖艶さで
瓊乱は椿からすくい取った蜜を舐める。