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カノジョ
第8章 あんなカノジョ《再々》
 
 小柄な身長の割に異様に大きく発育した胸がくっきり浮かんでいた。

 その先端がポチッと盛り上がっているのを見逃さなかった。

「えっちだとは思っていたけど…まさか授業中もとは………」

 自身の胸へと視線を落とす。

 真希に負けず劣らずの撓わな胸。

 タンクトップの胸元から深い谷間が覗き、プクッと乳首まで形を浮かび上がらせている。

「アタシには……ムリだなぁ………」

 サラシでギュッと押し潰している胸。

 ノーブラでブラウスを着る事なんて姿は想像できなかった。

 それでも、大きい胸だと分かった時の、周りの反応を見てみたい衝動も僅かに覚えていた。

「それに、何だか…アイツ………」

 やけに内股を擦り合わせてモジモジと体を揺らしていた事を思い出す。

「まさかとは…思うけど………」

 やけに尻の形がクッキリと浮かんでいた。

 それに加えて、股間を隠すような怪しい素振り。

「いや…いくら真希でも……まさかブルマの下が………」

 ノーパンまで勘繰り始めた、やけに勘の鋭い杏子だった。

「てか、何でアイツには彼氏が居るのに………」
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