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カノジョ
第5章 あんなカノジョ《再》
 
「んはぁっ…こ、これで………」

「おっと……それでアガリだ」

「ひぅっ!?」

 渇いた悲鳴が杏子のクチから洩れる。

「姉ちゃん、悪ぃなぁ」

「う、うっさ……んあぁっ………」

 男勝りの口調も、絶え間なく下半身から襲い掛かってくる刺激の前に続かない。

 延々と続く刺激は、杏子のカラダを汗で艶めかしく濡らしていた。

「んあぁっ…もう……これ以上………」

 所々に半乾きの液体を肌にこびり付けたカラダ。

 椅子を跨ぐ脚を開脚したその姿は、座面から生えたバイブをワレメに呑み込ませていた。

 僅かに腰を浮かせ、撓わな爆乳と呼ばれる、白い日焼け跡が生々しい胸をテーブルに乗せて、グニュグニュとナカを掻き回される刺激に悶えていた。

 ワレメからバイブを伝って流れる液体。

「すっげぇ……あんなにナカ出しされて……」

「あれ……絶対デキちゃってるわよねぇ……」

「まだ出て来てるぜ」

 周りを囲む群衆の囁き。


…あぁ…アタシ……今夜も………


 テーブルの下に置かれたカメラが、バイブを呑み込んだワレメを撮している事を知らしめる。

 カジノに居る全員に視られらている現実に、イヤらしいおツユがトロトロと溢れてくる。

「ほら、ねぇちゃんっ」
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