この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ジェミニの檻
第10章 流星
「六花ちゃん!えれな!」

「何呼び捨てにしてるんですか?」

咬みつこうと振り向いたえれなは絶句した。

停めた車から降りてきた宗治はデニムにTシャツ、サングラスとハット、決め手はビーチサンダルというまさかの格好だった。

「え、何々?」

「天体観測ですよね?」

「うん」

自信満々に答える宗治にえれなは盛大な溜息をついた。

「宗治さん、お待たせしました」

駅から出てきた志貴に、宗治の車の後部座席から、女の人たちが身を乗り出した。

「えー!マジ、イケメンっ!」

「宗治の後輩?うそーっ!こーこーせい?」

「ねぇねぇ!彼女いるの?」

あっという間に女の人に囲まれる志貴。

「煩いですよ、さっさと出発しましょう」

呆気にとられる彼女たちを尻目に、勝手に空いてる席に乗り込んだ。

腹を抱えて笑う宗治はえれなと六花をその横に促すと出発した。

車は三台で男8人、女の7人の計15人で高速に乗る。

サービスエリアを満喫しながら、昼過ぎにはなんとかロッジに辿り着いた。

/198ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ