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儚げな~君を俺が守る
第1章 儚げな
次に告白された方は

営業に来た30代の営業マン

本来は外部との営業はない部署に何故か足蹴に通ってきていた。

同僚や同期に知り合いもいないのに…

「こんにちは~」

「美優、またきている」
「本当に何の目的何だろうね~」

「部長…」

「また君か?君の会社はよほど暇と見た」

「忙しいけど1日一度
顔見ないと、仕事に励めないから…」

「で、誰?」

「えーと、そこの君」
手招きしている先には
「美優、あんたでないの?」
「そう…そこの君」
「美優君、君からはっきり言ってくれないか?」
「えー、嫌ですよ。部長が一課の大黒柱 ちゃんとガツンと言ってくださいよ」

「その大黒柱が君に命令しているんだが、違うか?」

「大黒柱が…はいはい」
その男性の前に

「そういそいそ毎日来られたら迷惑なんだけど」
「一番いい話 君と付き合う事出来たら毎日来る必要はないと思うんだけど」

「適当な事言われてはいそうですか、言える訳はないから…」

「そう言わず一度だけでも…」その場に土下座した。

「美優君、相手もここまで言っているんだから、一度だけでも…」

「じゃあ…大黒柱と一緒に、私この間の事で懲りたんです」

「そこを一度だけでもお願いします」

「じゃあ…今日食事しましょう」

「あ ありがとう」

「いいの?美優」

男性の会社にいた彼女に電話し 彼女に食事に行ってもらうから…」
話をつけてもらった。

「何故わかるか?」「彼女と大親友だから、私一度男性を紹介されていたから…
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