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官能BL
第2章 見ないで



えんちゃんは、後頭部まで掴んできて、むさぼるようにキスを繰り返した。

(ちゅっ、…ちゅぅ…)

唇が、重なったり離れたりして水音があふれる

「っん………」
たまに当たる舌が脳をふるわせた

それを感知したかのように、えんちゃんが舌を這わせてきた。

少しびっくりして、思わずえんちゃんの肩を押してしまう。

急に唇を離したせいか、ツラー…っと糸のような唾液がつたっていた

「ぅわ…っ!ご、ごめん!汚いよね!」
焦るように口元をゴシゴシとぬぐう。

だけどえんちゃんは、「いいんだって、エロいから」とか変態発言してぺろっと舌なめずりまでした。


「えんちゃん…おかしいよ…まんじゅうでも食べすぎた?」
「アツシ、脱いで」
「え?」

シュッとネクタイをほどかれる。と同時に、ボタンを上からぷつぷつととられる

まさかこれ以上のことを…?
危険を察した俺は、えんちゃんの手を軽くはたいた

「えんちゃん、まさかここで、何かしようとしてる?」

「ああー…だよな、やっぱここじゃ無理だよな」

「e?いや…そういう意味じゃなくて…」

「出来なくはないけど、床とか立ってするとかは勘弁だよなぁ…」

「あの…えんちゃん…?」

「ちょっとお隣さんのソファ、借りるか」

隣って…もしかして…生徒会室?
だとすると……

「アツシ、行くぞ」
(ぐいっ)
えんちゃんが腕を強く掴みとり、無理やりと言っていいほど強引に連れていかされる。

やっぱり。行き先は生徒会室へ繋がるドアだった

「え、えんちゃん…やめよ…」
(ガチャッ)
「あ…!」

何も恐ることなく、平然とドアを開ける。そしてそのまま本当にソファに俺を押し倒した。

高級な白いソファ。だからか、倒れた衝撃はなかった


「…誰だ。生徒会室に入室するのに、挨拶もしない無礼な者は!」

けど、聞き覚えのある声に全身が固まってしまった


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