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官能BL
第2章 見ないで


「あー…会長さん居たのか…」
バツが悪そうな顔をするえんちゃん。

俺はそれ以上に場都合が悪いと感じ、冷や汗がつたるようだった

美男高校の生徒会長は、幼少期のころから幼なじみである錦(きん)ちゃんだからだ…


こんな体制、見られたらたまったものじゃない。
咄嗟にえんちゃんを押しのけ、ソファから立ち上がろうとした

けれど、えんちゃんはそれを許さず俺の腕をギッとおさえた。

「え…んちゃんっ、痛い…離せ…」

「離したら逃げるだろ?」
「現に逃げたいんだよ…!」

こそこそと俺達が話しもめてたせいか、足音がこちらに歩み寄ってきた。

まずい…!!


「おい、誰だと言っている…!早期に申し出なければ………」

ついに、お互いの姿が見えてしまった。


錦ちゃんは驚愕して、目を丸くした。

「…あ、……アッちゃん…?」

声はわずかに震え、小さく俺の名前を呼んだ。


それを見て、我慢ならなかった
「えんちゃん!どいて!!!」
怒鳴るようにいい放ったが……

「…悪いがどけねーな。俺の欲がそう言ってる」
「ふざけないでよ!!これは…っどうしても」

「まぁまぁ、アツシ、見てろって」
「え……」

えんちゃんは立ち上がり、錦ちゃんのそばに寄った

錦ちゃんは気色ばみ、えんちゃんに言い放つ。
「貴様…またアッちゃんに何かしようと…!!!」
「会長さん、」

…?えんちゃんは耳元に何かを囁いている

《…見たことないアツシ、見てみたくない?》

「……っ…」

なんだろう…錦ちゃんの様子がカクンと弱くなってる

「…見たことのない、だと…?」
「ああ、レアだぞ」

「レアな…アッちゃん…////」

え?…え?何あの様子

「…いいだろう、そのソファは貸してやる。ただしレアなアッちゃんをこの目できっちり見させてもらう」

は?レアなアッちゃん(俺)?何を……

「だってよ、アツシ、交渉完了」

「えんちゃん…何企んで……ンっ」




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