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視線の先にはあなたが
第11章 さまよう気持ち
誠志さん、朝なのに起きる様子はない
「誠志さん、起きないんなら翠は…帰るから」
「帰っていいよ、じゃあね~気をつけてな」って
うん~って
「行ってきまーす」

当分して
ベットを弄っていた
「翠?何時?」
「翠?…」
起き上がって辺りを見回して時計を見た
「嘘だろ?今日は会議が…翠なんで起こさないのか?」
テーブルの上には朝ご飯とメモが…

誠志さんおはようございます
何度となく起こしましたが無理なんで翠は会社に行ってきます
誠志さんが出て行っていいよ、気をつけてねて言ったから、翠は今日飲み会に行きます。
帰りはそうね~いつにしようかな?
誠志さん、歳なんだから、1日一回よ…

嘘だろ?また?
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