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第2章 初デート

お台場に着くと、ヴィーナスフォートに行ったり、フジテレビの球体展望台にのぼったり、まるで恋人どうしみたいでした。

１番嬉しかったのは、ダメ元でお揃いのストラップが欲しいとおねだりしてみたら、先生が
「お揃いは無理だけど、色違いならいいよ。頑張ったご褒美な」
と言って、お揃いのストラップを買ってくれました。

でも楽しい一日はあっというまに過ぎてしまい

夕暮れ時…


海浜公園を散歩していると、砂に足を取られている私を見かねて、先生が手を繋いでくれました。

…しかも恋人繋ぎ！！

こんな些細なことでも、当時の私は喜んでいました。

そして、夕日に照らされる海岸を歩きながら私は
「今日はありがとう。魔法みたいだった。明日からまた頑張るね」
と言いました。


すると先生が
「ちょっとベンチに座ろうか」
と言ってきました。


そして、公園の中のベンチに腰掛けると…

いきなりキスされました。

先生「お前可愛いすぎるわ。俺らの関係内緒にするって約束できる？」


私「約束するよ。彼女にしてくれるの？」


先生「いいよ。その代わり勉強頑張るんだぞ」

私「わかった。武司」


そしてもう一度キス。

同級生の彼氏とは違う大人のディープキス。

キスだけで感じてしまいました。