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第2章 初デート

中２の冬休み、私は今までにないくらい、寝る間を惜しんで勉強しました。


そして模試が終わり、教室で自己採点をしていると…
一生懸命頑張ったけど、英語と数学で１問だけミスがありました。

こんなに頑張ったのに…涙が溢れます。


その様子を見ていた他の先生が
「平本、その点数もしかしたら県トップかもしれないぞ。何で泣いてるんだよ」
私「全科目満点取りたかったのに…悔しくて」


その日は落ち込んで家に帰りました。

すると夜先生から電話が。
先生「今日塾で泣いてただろ。他の先生が過去最高得点なのに泣いてたって、驚いてたぞ」

私「だって満点取って先生とデートできると思ってたのに」

また涙が出てくる…

先生「お前が頑張ってたの知ってるから…いいよ。デートしようか。どこ行きたい？でも他の生徒に見つかったらまずいからな…お台場でいい？」

私「えっ、いいんですか！？嬉しい！！」

先生「そしたら日曜日の朝１０時に、横浜駅の東口で待ち合わせでいい？」

私「はい！！日曜日楽しみにしてますね」


部活の練習のスケジュールを確認するのを忘れるほど、舞い上がっていました。

後で確認したところ、偶然休みで助かったけれど…