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女中と主人の想い
第1章 生活


執事室から廊下を歩いて、階段を2つ上がり、3階に着く


1・2階は使用人でも自由に行き来出来るが、3階は当主が許した人間しか入れない。


それがブラナー家の掟






普段は当主の専属の女中なので、その仕事をするのが私の役目

私一人だけというのは大変で最初は戸惑ったわ。

リトさん曰く、細かく女中を分別してたら御主人様は分からなくなるので嫌と申されたらしい……


私もまだ1年しか専属をしてないので、リトさんに頼るのが多々あるかな。




屋敷の3階奥にあるのが当主の寝室


私は深呼吸をしノックする。







何も返事が無い時が多いので、扉を開け中へ入る


カーテンが閉められた広い寝室


私は窓の方へ行き、全てのカーテンを開く


キングサイズのベッドのシーツが少し動いたのを確認しながらも、私は仕事を続ける


服とシャワーの準備を終えて、ベッドへ近寄る






〜迷惑だ。〜






ズキッ!



歩みが止まる




また…胸が痛い…






下を向いて、目を閉じる



(昼と夜は別。昼と夜は別。)


同じ言葉を頭の中で言い聞かせてた時




「珍しいな。そこで突っ立ってるなんて…」

聞こえた声に顔をあげると、欠伸をしながらベッドに座ってこちらを見てる御主人様がいた。


「ご、御主人様…おはようございます!」

深々と頭を下げ挨拶する

「おはよ。今日は珈琲で頼む」

「は、はい。」

ベッドから降りた御主人様はスタスタとシャワー室へ向かった。



御主人様も珍しい…

いつもは低血圧だから朝は弱いはずなのに…
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