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rena's world story★a.n.r.r.y
第24章 (中断) 好きになってしまいました
「~~~てめぇら全員正座しろ!!!」
飲み干したビールジョッキを、テーブルの上に叩きつけて
1番奥の座敷に勢揃いした4人に向けて、俺は口から炎を吹き飛ばした。
って俺、怪獣じゃねぇし~~
そんなもん出せないけどさ~~
だけどこいつら全員、火炙りの刑にしてやりたい!!
「確かに、昨日も残業だった。
10時過ぎまで一生懸命仕事してたよ!」
「ヒメ、醤油取って」
「だけど、飲み会って知ってたら速攻終わらせましたよ僕は!!」
「蓮、取り皿足りねぇんだけど」
「大体、夏輝が参加で俺だけハブられるっておかしくない!?」
「夏輝、鯛の刺身あったって知ってた?」
「そもそも、ちーちゃんは俺の彼女って全員知ってるよね!?」
「あぁ、それ昨日ヒカルが全部1人で食ってたから。
それより俺、次もビール」
「あたしも」
「俺も」
「俺も」
……ジョッキを空にした3人が、同時に右手を上げると
夏輝は煙草を灰皿に潰して、直立不動の俺を見上げた。
「ユーリ、店員呼んで」
「………!!」
「面倒だからピッチャーでいいよ」
「~~~俺の話を聞けバカやろう!!!」