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第24章 (中断) 好きになってしまいました

俺の唐突な一言で、千夏も顔を上げる。


「……へっ？」

「すっげー可愛いんだけど」

「～～～！！」

「いや、前から可愛かったけどさ。
キラキラが増してる気がするんだよね」

「～～なっ///　な、に、を……！！」


メニューをテーブルの上に落として、陽菜がパニクったように両頬に手を当てた。

お～ 照れ方も千夏そっくり。
ほんとこいつら双子みてぇだな。

みるみるうちに赤く染まるその表情、やっぱり前とは何かが違う気がする。


「ユーリさんってば！！ いきなり何言いだして…」

「いやマジだって。超いい笑顔してるよ？」

「～～～っ///」

「この前会った時より…」

「やっぱりユーリさんもそう思いますか！！♡」


更に覗きこもうとした俺の言葉を遮って

瞳をめいっぱい輝かせた千夏が、大きく身を乗り出した。