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第12章 文化祭

（小松川）「俺、歌います。」

¨小松川ｻﾝｷｭｯ¨

けっして離さないように
痛い位握りしめる
心に咲いたこの花を枯らさぬように

愛とはなにと聞かれたら
君と応えるだろう
何もいらないだからそばにいて
約束の景色はほらすぐそこに広がってる
どこまでも手を繋いで
～♪

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁｰｰｰｯ

「先生ー。ありがとう！」
「小松川、ｶｯｺいー。」
「ありがとう！」
「先生、やめないでー。」

色んな声が届いた。

ｷｨｰｰｰｰｰﾝｯ…

（司会）「ではですね、この辺で有志によるﾊﾞﾝﾄﾞ演奏は、終了となります。皆さん、暖かい気持ちで見送って下さい。」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁｰｰｰｯ

「先生ー！」