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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第17章 メイドのワケ
―――――次の日。
あたしはすみれさんと午前中、お屋敷を回りいろいろなことを教えてもらった。
そして昼休憩、ご飯を食べたあたしは一度部屋に戻ってきていた。
はぁ……。
昨日からおかしい。
彼の事が、彼との昨日の出来事が頭から離れない。
あたしは昨日、彼と交わった後すぐ意識を手放したようで、目が覚めると彼のベッド、彼の腕の中にいた。
無防備な彼の寝顔に、何故かキュンとしてしまった。
今何時だろう…?
首を回すとサイドテーブルにあるデジタル時計が18:23をさしていた。
起きようと身を捩ると彼が更に抱きつく。
「…あ、あのっ…」
「……………。」
起きない。