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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第17章 メイドのワケ
直哉は付き合って、あたしを抱くようになってから、会う時ほぼ必ずと言っていいほどあたしを抱く。
それをわかってるからこそ、余計会えない。
こんな中途半端では。
とりあえずあの契約を無効にしてもらわなきゃ。
専属奴隷なんて……彼の、欲しい時にご奉仕だなんて……
こんなこと考えてるだけで濡れる自分は今、本当におかしくなってるんだと思う。
直哉にメールを返す。
≪直哉、お疲れ様。
ごめんなさい。
次の休みは寮を出れそうにないの。
だからまた今度連れてって♪
直哉も無理しないで頑張ってね。≫
直哉はすぐに返事をくれた。
≪そっか。大変そうだな。
あんま頑張りすぎんなよ!!
また連絡する。≫
あたしは午後の仕事の準備をし、部屋を後にした。