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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第19章 清瀬海斗
『どうぞ。』
中から聞こえる声。
恐る恐る扉を開ける。
目の前に大きなテーブル。
それを挟むように向い合せに置かれた3人がけの大きなソファー。
その先にとても大きく高級感のある机。
背もたれの高い座り心地の良さそうな椅子が、その後ろの大きな窓の方に向いている。
あたしはキョロキョロ見渡した。
壁側には、大きなキャビネットや本棚が並んでいて、いかにも仕事部屋という雰囲気。
窓に向いていた大きな椅子がくるりと向きを変えた。
そこに座る人物。
「……海、斗…様」
それはあたしの予想が現実になる瞬間だった。
やっぱりあなたが。