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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第20章 契約違反
「け、契約なんてあたししてないっ。」
獰猛な目に射抜かれて折れてしまいそうな心を必死に奮い立たせた。
「いけませんね。あなたは確かに昨日言いましたよ。
ベッドの上で…裸で…はしたなく足を開き…いやらしい汁を垂れ流しながら…潤んだ瞳で…
『ぁっ……ぁふっん……り、莉愛菜はっご…主人様の……専属……奴、隷っ…ですっ。…はぁっ、ん……ご主人、様にこのっ…身体でご奉仕……します。』
とね。」
スーツの胸ポケットから出した小さな機械を少し操作すると、聞こえてきた声。
そっと眼鏡を外し、ポケットにしまった。
その途端、獰猛な目が更に鋭くなり、妖艶な雰囲気を醸し出した。
海斗様は眼鏡を外すと豹変する。