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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第20章 契約違反
あたしは必死にソファーの上で身を捩った。
手足をバタバタさせて抵抗した。
昨日あんな事されて、今日までなんて絶対嫌だっ。
海斗様はこの手の事になるととても豹変するみたい。
部屋に入ってきた時と今とでは雰囲気が全然違う。
そういえば、昨日電球の話を廊下でされた時もさっきと同じ穏やかさだった。
あんな穏やかで優しい拓海様と鞠子様の息子の海斗様。
あの顔を見ると昔と変わらない気がするけど、今の海斗様はまるで別人。
海斗様はキレると豹変するタイプなのだろうか。
いや、そんなのどーでもいい。
今はどうにかしてこの場を切り抜けなきゃ。
「海斗様、止めてください。お仕事中ですよね?」