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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第23章 逃れられない運命
それでも身体はまだ余韻が残り、小さく震え続けていて。
「起きろ。」
そう言われても身体が言う事を聞いてくれない。
なんとか上半身だけ起こすと、目の前に水の入ったペットボトルが。
「…ぁの、」
「飲め。あんだけ鳴き続ければ喉も渇くだろ。鳴かない奴をヤッても興醒めだ。」
なんかひどい事言われてるような気がするが、今は確かに喉がカラカラだった。
遠慮なく貰って口に含む。
冷たい水が喉から胃に流れ込む。
それが分かるくらい、正に身体に染みわたった。
夢中になって飲んだ。
気付いたら中身は3分の1程度になっていた。
ほっと一息ついたとき、
「キャッ――」
ふわっと身体が浮いたと思ったら、海斗様に横抱きにされていた。