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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第25章 不器用な彼の純心
「あのベッドは、昨日お前を始めて抱いたがもう使いたくなかったんだ。
お前以外の女を数えきれないくらい抱いたベッドだから。
お前がその中の一人みたいで嫌なんだ。」
そう言って眉を下げた。
あたしもその中の一人なんじゃないの?
「そんな顔するな。」
海斗様はあたしの頬に手を添えて困ったような顔で覗き込んでくる。
そんな顔って…
あたし今どんな顔してたんだろう……
「これは俺の一つのケジメだ。
りんもそうだが、今までの女は昨日の内に全て切った。
これから俺がこのベッドで抱くのは…莉愛菜、お前だけだ。」
「海斗様……」
「俺の渇きを……心も身体も満たせるのは、お前しかいない。」