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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第25章 不器用な彼の純心
そして身体を離すとまたあたしの手を引き歩き出す。
はっと我に返って足を動かす。
「あ、あの。海斗様、どこに?」
ベッドルームの奥へと進んでいく海斗様。
そこに、昨日は気付かなかったが、もう一つドアがあった。
「俺が見せたかったのはここだ。」
海斗様はあたしの手を引きながらそのドアを開け中に入った。
その中に入ると広がっていたのは大きな部屋。
奥にまたこんな部屋があったなんて。
でもその部屋は、海斗様にはまったく不釣り合いなデザインの部屋。
白を基調にしたデザインで、ダブルベッドとソファーとテーブル、ドレッサーに大きなテレビとチェスト。
ベッドのシーツはピンクで、よく見ると他の所にもポイントでピンクが使われている。
明らかに女性向けの部屋。