この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第25章 不器用な彼の純心
「今日からここは莉愛菜の部屋だ。自由に使え。」
「えっ?!ここがあたしの部屋?!」
「そうだ。一通りの物は揃ってる。服も生活用品も全てな。」
部屋の中をキョロキョロ見渡す。
海斗様のベッドルームに続くドアから入って右にはキッチン、トイレ、バスルームがあった。
「本当にいいんですか?こんな素敵な部屋。」
「ここは俺の専属メイド用の部屋だ。今回お前の為に全ての家具を新しく買い揃えた。」
えっ、全部?!
どれも高級そうな家具ばかりが並んだ部屋を見て、茫然とした。
するとあたしの反応に何か勘違いしたのか、
「莉愛菜が昔こういうデザインの部屋が好きだと言っていたから揃えたんだが、気に入らなかったか?昔のことだから好みが変わったなら言え。新しく買い替える。」