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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第25章 不器用な彼の純心
海斗様が言った一言に我に返った。
「ち、違います!気に入らないんじゃなくて、びっくりしたんです。
あたしの為にこんな素敵な部屋を用意してくださって。
それに、昔あたしが言った事本当に覚えてるんですね。
今でも大好きです。こういうお部屋。お姫様みたいで憧れます。」
あたしが一気に話すと驚いた顔をして見ていた海斗様が安心したように微笑んだ。
「そうか、なら良かった。クローゼットも見てみろ。お前に似合いそうな物を揃えておいた。」
そう言われ、大きなクローゼットの扉を開けると、中はウォークインクローゼットになっていて、たくさんの洋服や靴、バッグ等が並べられていた。
モスグリーンのメイド服も数着ハンガーに掛けられている。
奥の引き出しを開けると、中からは大量の下着が綺麗に並べられて入っていた。