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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第26章 ガールズトーク
今日は飲むぞ~!!
と張り切るすみれさんに釣られてあたしも楽しくなってきた。
そんな時のすみれさんの質問だった。
「言われた通り、一人だと仕事がたまった時大変ですけど、遣り甲斐あります。」
「海斗様とは仲良くやってんの?」
「え?あ、はい。いちおう……」
「何その返事。何かあった?」
ここ数日の海斗様とのことを思い出す。
海斗様は正直、
よくわからない。
どれが本当の海斗様なのか。
ここ数日一緒に過ごしても、更に謎が深まるばかりで。
眼鏡を外すと口調が変わるのはあたしの勘違いでは無かった。
彼は主に仕事関係の人が来た時や、会いに行く時、お屋敷の自分の部屋以外の場所では黒縁眼鏡をかけてるみたい。
要するに、家族やごく一部の前でしか眼鏡を外さないのだ。