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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第26章 ガールズトーク
「ごめんごめん。そんな考え込まないでよ。
そうかなぁ~って勝手に思っただけだから。」
思わず黙りこむ。
あたしが海斗様を好き?
でも、あたしには……
「でもさ、莉愛菜?
もしだよ?もしそうだったら…。
彼氏のことは?」
そう、直哉の事。
あたしはこのお屋敷に来てから、まだ一度も直哉に会ってない。
この間はあたしが断ってしまって、その後直哉が忙しくなって休みが全然合わないまま。
電話やメールは時々してる。
でもあたしは罪悪感でいっぱいになって苦しくなる。
自業自得。わかってる。
だから早くちゃんとしなきゃと思う。
海斗様への自分の気持ちがどうであれ、あたしはもう直哉と一緒にいる資格は無い。
最低な女だ。