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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第33章 海斗の想い
他の使用人達から聞いたのか?
でも、この時のりんの雰囲気が俺にそれだけじゃないと言っている。
こいつ何か知ってるな。
「そのようですね。」
余計なことは言わず、それだけ答えた。
するとりんは俺に近寄ってこう言った。
「海斗様に心配をおかけするなんて、専属メイドとして失格だわ。
彼女が動けない間、また私が海斗様のお世話を致します。」
それが狙いか。
俺がいきなり専属を解雇した事がまだ納得できないんだろう。
でもこいつが莉愛菜に何かしたという証拠が無い。
今は追及はできないな。
「それはメイドの様子を見てから判断します。
りんは自分の仕事に戻りなさい。」
今はお前に構ってる暇は無い。一刻も早く莉愛菜の顔が見たかった。