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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第33章 海斗の想い
佐々木の雰囲気に、俺の中に不安が広がる。
「何だ?他に何かあるのか?」
俺が佐々木に詰め寄ると、佐々木が徐に口を開いた。
「落ち着いて聞いてくださいね。
階段から落ちたにしては不自然な痣があるんですよ。」
そう言って、自分の脇腹あたりに手を当てながら言う。
不自然な痣?
あいつの身体にはそんな痣無かった。
少なくとも俺が一番最近莉愛菜を抱いた時までは。
莉愛菜の肌はとても白く透き通るようだ。
思わず吸いつきたくなるような。
俺は佐々木の言葉が気になって、ベッドに寝ている莉愛菜の横に立ち、布団を剥ぎ取った。
「坊っちゃんっ、今は寝かせておいてあげてくださいよ。」
慌てて俺を止めようとする佐々木を無視して、俺は莉愛菜が来ているネグリジェの裾を捲りあげた。