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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第35章 不安と寂しさ
あれから結局、海斗様はあたしに日曜日お休みを取る事を許してくれた。
渋々といったかんじで。
あたしを抱きしめたまま、
―――どんな理由だろうと、他の男の所になんか行かせたくねぇ。
って拗ねたような口調で言ってた。
だからそんな海斗様が許してくれるなんて奇跡かもしれない。
なんて思ってもこんな奇跡無いわけで。
条件付きの許可なのだ。
その条件は、
・日曜日まで毎日海斗様の目の届く範囲にいる事
・夜は海斗様のベッドで一緒に寝る事
・その時は海斗様が揃えたクローゼットの中のものを着る事
・日曜日は17時までに帰る事
門限17時なんて、なんだかパパより厳しいぞ。
そんな事を思った。