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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第3章 直哉の憂鬱


「そういえばさぁ~、」

ふと思考を遮って直哉が何か考えるような声色で聞いてきた。


「なぁに?」

「そういえば、聞き忘れてたんだけど、莉愛菜はメイドとして働くわけじゃん?」

「うん。そうだよ。」

「そんで、奥様の……鞠子様?……のお世話するんだよね?」

「そうそう。」

「メイドってさぁ、どんな服着るの?」

「服?」

「そう。服っていうか制服みたいな皆同じの着たりするんじゃないの?」


直哉はメイドっぽい制服でも想像してるのか、考えるような仕草をしながら問いかけてきた。



「あるよ!制服!」


あたしは引っ越しで自分の部屋に既に用意されていた、制服一式を思い出す。


「どんなの?」

何故かすごく真剣な眼差しを向けてくる直哉。
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