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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第38章 救世主
良く見るとメールも入っていて、それを開くと
”今どこだ?”
”迎えに行く、連絡しろ”
”17時過ぎたぞ、帰ってこないつもりか?”
”莉愛菜、帰ってこい”
”莉愛菜”
”俺から離れるな。”
何分か置きに来ていたそのメールを読んだら、また涙が込み上げてきた。
海斗様に心配かけてしまった。
ここに来たのは、あの後すぐに海斗様に会う気になれなかったからもあった。
まだ頭が混乱していたし、少し一人になりたかったから。
でも海斗様があたしを心配してくれている事がわかったら、無性に海斗様に会いたくなった。
一人でいる事が寂しくなった。
たくさん来ている直哉からの着信のメール。
それを確認せず、海斗様からのメールを見て、その場でしゃがみこんで泣いた。