この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第39章 救世主の想い
この男は馬鹿だと思う。
そんなに泣くほど好きなら酒ごときで他の女に手出してんじゃねーよ。
まぁ、そんなことしなくてもこいつは今日別れを宣告されてた。
俺からしたらこういう展開、少しありがたいくらいだ。
俺との関係の所為で、こいつとの関係にケジメを付けると言った莉愛菜。
そうさせたのは俺で。
俺の歪んだ気持ちでこうさせたのに、この男を傷つける事に自分を責める莉愛菜を見るのは嫌だなんて俺は本当に自分勝手だ。
でもこの男のこの行動。
これでいきなり被害者面するような女ではないが、莉愛菜の気持ちが少し軽くなるならいい。
これを見て傷ついてるかもしれないが、そんな傷は俺がすぐに消してやる。