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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第39章 救世主の想い
あの男、このままで終わらない気がするな。
ヤケになって女を抱き潰す奴だ。
莉愛菜に接触させたら莉愛菜が襲われかねない。
まぁ、最初俺も襲ったみたいなもんだったけどな。
俺も莉愛菜がいなくなったらああなるんだろうか。
また前みたいに好きでも無い女たちを厳選して奴隷として調教して。
莉愛菜を抱いたら、莉愛菜しか無理だと思った。
莉愛菜は俺の為に存在し、俺は莉愛菜の為に存在してるんじゃないかと思えてくるんだ。
そんな事を考えていたら、無性に莉愛菜に会いたくなった。
ここを出て、どこに行ったんだ?
まさか事故とか事件とか…
そんな考えに至って顔を青くした時、
「海斗様っ!!」
丁度エレベーターでエントランスに戻ってきた俺に、寺井が掛け寄って来た。