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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第41章 曖昧な記憶
お風呂からあがり、部屋着のワンピースに着替える。

海斗様も普段のスーツじゃなく、ラフな格好。

冷え切った身体もとてもポカポカして、なんだか心もさっきよりポカポカしてる気分だ。

髪を乾かして出ると、ベッドに腰掛ける海斗様の姿があった。

髪を乾かしていないのか、まだ濡れている。


「海斗様、髪を乾かさないと。風邪引いちゃいます。」

海斗様に近づいて言うと

「じゃぁ莉愛菜が乾かせ。」

そう言った。

急いでドライヤーを持ってきて、ベッドに座る海斗様の前に立つ。


ドライヤーでそっと海斗様の髪を乾かした。

後ろの方がやりずらくて声をかける。

「海斗様、後向いてください。」

乾かしてる間じっとあたしを見ていた海斗様が一言。

「嫌だ。」
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