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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第43章 雷の夜に
あたしの顔は真っ赤になってるはず。
海斗様の部屋は間接照明しか無くて薄暗いから少し安心した。
「今すぐにでも抱き潰してやりたいところだけど…」
そう言ってベッドに入る海斗様。
そして腕を伸ばしてあたしを引きこむ。
「今日はこうして寝ようか。」
そう言って、あたしに腕枕をして海斗様の腕の中にギュっと包み込んだ。
あたしの目の前には海斗様の程良く鍛え上げられた胸元。
海斗様は上半身裸だった。
「海斗様っ…。」
あたしは素直にその胸にすり寄った。
こんなことは始めてだった。
いつもあたしを抱く時以外は別々で寝ていたから、何もしないでただ寄り添って寝るなんて今まで無かった事。
「今はお前を抱くよりも、こうしていた方がお前は安心するだろ?」
そう言って頭を撫でてくれる。