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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第44章 寝起きの主人は本能のままに
あたしの上の重みは海斗様だった。
「海斗、様?…何をっ」
頭が上手く働かない。
「起きたらお前が俺に擦り寄って無防備に寝てるから、昨日我慢した分じっくり味わおうと思って。」
そう言ってとても楽しそうに笑う海斗様の目はすでに獲物を捉えた獣と化していた。
こうなった海斗様は止められない。
でも、
「海斗様っ。朝ですよ?
それにっ、今日は拓海様がお帰りでっ」
「それは夕方以降だし、それまで充分時間がある。
お前を立てなくなるまで味わえるな。」
あたしの言葉に被せるように言った。
ベッドから逃げようにも、さっきから動かそうとしてる腕は頭の上で左右一緒に固定されてるようでやっぱり動かない。